皆さんこんばんは.マリンです.
もう少しで九月も終わりですね.私は月末の全体会議に向けてヒーヒー言いながら資料を作っています.
今月は研究復帰やゼミ合宿など盛りだくさん過ぎて合格の余韻はたいして味わうことができませんでした(笑)
何か一つ成し遂げてはすぐに次の現実に立ち向かわなければならない,研究するってこういうことなんですかね(遠い目).
さて,今回は数学の問題集についての投稿です.
参考書に関しては以下の記事で紹介しています.参考にどうぞ.
偶然出会った素晴らしき問題集
皆さん大学受験などで用いた参考書の中にこれは神だ!と思えるような者はありましたか?
これから紹介するのは私にとってそんな問題集です.
多分この問題集がなかったら東大合格はなかったでしょう.
ハードルが上がってしまいましたが,その問題集がこちら.
私が何かとお世話になったサイエンス社の参考書です.黄色の表紙が目立つのでこのシリーズを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか.まあ私がこの問題集と出会ったのは特に誰かのブログで見たわけでもなく,勉強のためにふらっと立ち寄った大学の図書館で見つけたからなんですが.
んで,なにがいいってまずタイトルがいいですよね.ちゃんと大学院入試って書いてあります.私は結構形から入る人間なんで結構そういうところ気になっちゃうんですよね(笑)
しかもこの問題集,タイトルには書いていませんが実質東大の過去問集です.
というのも,大多数の問題が東大の過去問であり,前書きには東大の工学系・理学系の過去問題を中心に問題を集めたと書いてあります.
やってみた感覚だと8割以上の問題が東大の過去問だったような気がします.
たとえ東大じゃなくても旧帝の過去問ばかり.問題数も申し分ないし,当然だが解答もついている.若干誤植が多い気もしますが,それでもこれ以上の院試に特化した数学の問題集はない!そう断言できるくらいおすすめです.
ヘビーな問題集ですが2周だろうが3周だろうがやる価値がある問題集だと思います.
導出過程を全て暗記するレベルでやり込んでもよいかもしれません.
私は全部ではないですが,主要な範囲を3周しました.特に
- 常微分方程式
- 偏微分方程式
- 線形代数
- 複素関数論
- フーリエ変換
- ラプラス変換
は良問が多く揃っていてある程度復習が完了した方がやれば数学の力を一気に伸ばせるでしょう.
ただ,かなりムズかしいです.
数学の復習なしにこの問題集に挑めば確実にはじき返されるでしょう.
ですが今からなら復習の時間を考慮したってこの問題集を数周するくらいの時間は余裕で残っています.
この記事を見つけたのも何かの縁ですから,この問題集がすらすら解けるようになることを目標に今日から数学の復習を始めてみてはいかがでしょうか.
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