皆さんこんにちは.マリンです.
今回は大学院入試の面接について.
院試の面接ってどうなの?
大学入試と違い,大学院の入学試験ではほとんどの大学で面接が行われます.人によっては形式ばった面接は初めてという方もいるかと思います.
実際,私もそうでした.
ですが,結論から言ってしまうとほとんど心配無用です.
東工大のA日程などの面接オンリーの試験はのちに話すとして,筆記試験がある大学の面接はどこも1人あたり5分くらいで終わります.
聞かれることは主に二つ.
- 大学院に進学してやりたいことは?
- 現在の研究内容は?
どこの大学もこんな感じでした.それでは,もう少し具体的に振り返ってみます.
東京工業大学 機械系
待合室で結構待たされる.
一次試験の合格者をおおよそ半分にし,それぞれを三組の教授陣でさばいていく.
見ていた感じ一人5~8分.
私の番になり,受験番号と氏名を告げ着席.
早速質問.
「大学院に入ったら何の研究を行いたいですか?」
定番の質問ですね.
私は「民間の開発するロケットでも打ち上げ可能な小型人工衛星に関する研究を行いたいです.」と回答.
すると,「だいぶ漠然としてるなぁ」と言われました(笑)
お次はもう一人の教授が,「その研究における問題点はありますか?」と質問.
結構食いついてきたのでちょっと焦る.
それに対して通信系の問題点について指摘すると,今度は「その問題の解決方法は?」と.
今考えてみれば東工大の面接が一番面接らしかったと思います.
でも,これで終わり.
質問も片手で数えられる程度でしたし,特別変なことは聞かれませんでした.
東京大学 航空宇宙工学専攻
東大の面接では現在の研究内容しか聞かれなかった.
先生も結構興味を持ってくださった様子で2,3の質問をされた.
あと,東工大でも聞かれたが,博士課程への進学の意思はどこの大学も気になっているところなのかもしれない.
一応,聞かれた時のためにイエスノーどちらで答えるかくらいは決めておいたほうが良いかも.
私は正直に「博士課程への進学は考えておりません」と回答.
理由は特に聞かれなかった.
最後に「研究楽しい?」と聞かれ,「やりたい研究だったので楽しいです!」と笑顔で答え,面接終了.
どう考えても5分前後の面接でした.
面接が合否に及ぼす影響は?
正直,面接に関しては大して差がつかないのではないでしょうか.
もっと言えば,合格者はほぼ筆記試験の結果で決まっているのだと思います.
自分の大学も面接がありましたが,もはや通過儀礼といってもいいくらいの内容だったのであえて省略させていただきました.
東京工業大学 A日程
一方で東工大にはA日程といい,筆記のない試験日程があります.
こちらの試験は主に内部生と外部の大学の成績優秀者のみが受験資格を得られるのですが,たまたま同じ研究室の友人が受験してたので少し話を聞いてみました.
聞くところによると,面接時間は10数分だったそうで.
さすがに,筆記試験のある試験と比べたら長いですが,
面接だけで合否を決める割には短くねぇか?(笑)
内容も私の受けた質問と大差なく,将来やりたい研究とその問題点,およびその解決策について質問されたようでした.
結論
結論も申しますと大学院入試の面接に関してはあまりナーバスになる必要はないです.
東京大学の内部生なんて,フォーマルな私服で面接を受けるくらいですから.
一応外部生はスーツで行ったほうが良いと思いますけどね(笑)
繰り返しになりますが,院試の面接では決まったこと以外聞かれません.
対策なんて特に必要ないと思いますが,しいて言えば,自分の研究や将来行いたい研究,ある程度されるであろう質問とその回答を考えておくことが大切だと思います.
たかが数分の面接です.気軽に臨みましょう.
では,今回はこの辺で.
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