最近youtubeで面白いものを見つけたので共有したいと思います.
関連するワードとしてはボストンダイナミクス.なぜそんな歯切れの悪い言い方するかは後で分かります.
まずボストンダイナミクスってなんぞ?という方向けにネット(Wikipedia)から引っ張ってきた情報を並べますと,
- マサチューセッツ州にあるアメリカ合衆国の企業
- 以前Googleに買収され,その後ソフトバンクが買収(ペッパー製造のため?)
- 設立1992年
公式ホームページはこちらから.
要するに米国のロボットベンチャーですね.以前からあんなロボットやこんなロボットを作って何かと話題になってましたから名前だけでも知っている人は多いと思います.最近ではパルクールをやってのけるアトラスや小型四足歩行ロボットのスポットminiとかがよくネット上で取り上げられていますよね.ほんとヌルヌルよく動く…
で,今回紹介したい動画はこちら.
サムネイルからしてなんだか不穏な気配が漂ってきますね.動画はボストンダイナミクスのよく見る試験風景[1]で始まります.相変わらず荷物を持たされたり棒で突かれたり,転ばされたり.でも,なんだかいつもに増してロボットの動きが生々しい… まるでほんとに痛がっているように見える.
そしてついに…ロボットが怒った!!!
ここらへんでネタバラシすると,この動画,実はボストンダイナミクス公式のものでもなんでもなくてとある映像クリエイター達がパロディとして作ったもの.動画の最後にメイキングの様子が載っていますが,ロボットはCGで動きはモーションキャプチャーによって作成されています.通りで動きが生々しいわけだ.
しかし,ここで私が驚いたのはCGのリアルさでも動画の編集方法でもなく,この動画に対して全く抵抗感なく「あいつら(ボストンダイナミクス)ならあり得る」と思って半ば信じ切ってしまったこと[2].これは,今までボストンダイナミクスが世に与えてきた衝撃の大きさの裏返しでしょうか?だから何だというハナシですが,とにかく以前に増して映画の世界がグッと現実味を帯びてきた気がします.ひょっとするとターミネーターを作るのはボストンダイナミクスかもしれませんね.
というわけで気になった動画の紹介でした.
[1]ボストンダイナミクスの動作テストではロボットが持ち上げた荷物を叩き落としたり棒でどついたりするのが恒例で,健気に落とした荷物をもう一度拾おうとする姿を見るとロボットといえどもなんだか同情してしまいます.
[2]私が鈍感なんですかね?
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